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【ROC38】必見リング・オブ・コンバットで、5つのタイトル戦

2011.11.19

ROC38
【写真】 左上から右へ、ROCライトヘビー級王者トム・デブラス。ライト級王者のアル・イアキンタ。右下はフェザー級チャンピオンのデヴィダス・タウセロビュチス。左下、同門ライモン・グッドのBFC世界王座戴冠を盟友ニック・ペース(左から二人目)らと囲む、ジミー・リベラ〈右端〉は、バンタム級王座決定戦に出場する (C) KEIT MILLS & BFC

18日(金・現地時間)にニュージャージー州アトランティックシティのトロピカーナ・リゾート&カジノで行われるRing of Combat 38。クリス・ウィードマン、エジソン・バルボーサ、ニック・ペース、コンスタンチン・フィリッポウら続々とUFCファイターを輩出している同プロモーションが、今大会では5つのタイトルマッチをメインに揃えることとなった。東部の新鋭&キャリア再生組のファイトはコア・ファン必見だ。

6月に獲得したウェルター級王座初防衛戦に臨むピート・セルは、キャリア9勝5敗。敗北の全てがUFCで、UFC通算戦績は2勝5敗のヘンゾ・グレイシーの教え子だ。UFC以外では負け知らずのセル、フィル・バローニに勝ったこともある彼にチャレンジするのは、トライスタージムのノルジーヌ・タレブ、現在4連勝中のファイターだ。

トライスターとヘンゾ・グレイシーは、協力関係にあるが、人材育成の段階では構わず準同門対決が行われるということか。セミ以下では3試合連続で、前回大会9月9日のROC37で王座を獲得したファイター達の防衛戦となる。

まずは元IFL~WECとメジャーを経験しているフェザー級王者デヴィダス・タウセロビュチスの防衛戦。チャレンジャーのマルロン・モラエスは、フロリダのチーム・アーモリ所属している。エジソン・バルボーザの同門で、彼と同じ道をたどるべきROC王座に標準を定めたことになる。


ともにキックと柔術を修得したファイター同士、リトアニア人とブラジル人の対戦は、3R制ということもあり、ノンストップアクションが期待される。

ライトヘビー級王座防衛戦に臨む王者トム・デブラスはキャリア5戦5勝、ヒカルド・アルメイダの愛弟子で、ADCC世界大会出場経験もあるグラップラーだ。マイク・スチュアートを下し、同王座を獲得した試合では右ストレートでノックアウト勝利を手にしている。挑戦者は公式記録では1勝1敗という戦績しか残していないグルジア人ファイターのダヴィット・テケシュラッシュビリ。全く実力未知数のファイターだけに、油断は禁物だ。

トータル・ファイターとして評判が高いマット・セラ門下のROCライト級王者アル・イアキンタは、ヴィトー・シャオリンの愛弟子ゲイブリエル・ミグリオリとの因縁に結着をつけた24歳のファイターだ。

目標は師が頂点を極めたUFC出場であることは間違いないイアキンタの初防衛戦の相手は、既にUFC出場を果たしているパット・オーディンウッドだ。かつてジョン・ジョーンズが所属したチーム・ボムスクワッドで中量級のエース的な存在だったオーディンウッドは、UFCウェルター級戦線で連敗を喫しリリースされ、今回の試合でライト級転向を果たす。

師匠のセラは完全にグラップラータイプだが、そのレスリングと柔術を融合させたスタイルに、勢いのある打撃を取り入れているイアキンタにとって、フィジカル面で自身を上回るチャレンジャー=オーディンウッドとの戦いは、今後のステップを賭けた試金石といえるチャレンジングな防衛戦となる。

オーディンウッドと同門のアンソニー・レオンは、ジミー・リベラとROCバンタム級王座決定戦に挑む。レオンはWEC、ストライクフォース、BFCでアンダーカード出場経験のあるメジャー経験組だ。

通算戦績9勝5敗とメジャーで生き残ることができなかった彼と対戦するリベラは、元BFC世界ミドル級王者ライモン・グッド、現UFCファイターのニック・ペースを輩出したチーム・タイガー・シュルーマン所属。

日本でも馴染みのエイブル・カラムを下し、KOTCフライ級(※135ポンド)王座も保持しており、この試合で二冠を狙う。同門ペースが返上したタイトルだけに、19日にUFC残留を賭けてミゲール・トーレスと戦う友人を息づける王座奪取といきたいところだろう。

■ROC38主な対戦カード

<ROC級ウェルター級選手権試合/5分3R>
[王者]ピート・セル(米国)
[挑戦者]ノルジーヌ・タレブ(カナダ)

<ROCフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]デヴィダス・タウセロビュチス(リトアニア)
[挑戦者]マルロン・モラエス(ブラジル)

<ROCライトヘビー級背主権試合/5分3R>
[王者]トム・デブラス(米国)
[挑戦者]ダヴィット・テケシュラッシュビリ(グルジア)

<ROCライト級選手権試合/5分3R>
[王者]アル・イアキンタ(米国)
[挑戦者]パトリック・オーディンウッド(米国)

<ROCバンタム級王座決定戦/5分3R>
ジミー・リベラ(米国)
アンソニー・レオン(米国)

<ミドル級/4分3R>
ユライア・ホール(米国)
ジョン・トローヤー(米国)

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