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【UFC137】気合満々の日沖、乱闘寸前BJ×ニック・ディアズ

Hioki29日(土・現地時間)にラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで開催されるUFC137「Penn vs Diaz」の公開計量が、28日(金・同)に同所で行われた。UFCデビュー戦を明日に控え、日沖発は日本ではそれほど見せたことがない、気合が充満した表情を見せていた。

【写真】いつものような飄々とした雰囲気とは一変していた日沖発(C) MMAPLANET

中学生時代から、共に歩んできたALIVE鈴木陽一代表とともに、ステージに上がった日沖は、服を脱ぐときから気合の入った様子で、きびきびとした動きを見せると、非常に厳しい表情で計量台に。

米国入りした時点で、かなり絞れており、水抜きもほぼ必要なかっただけに、肌艶の良さが見て取れた日沖だが、スクリーンに映った自分の姿を睨みつけるようにしてスケールを下り、ループと向かい合った。ここでも、ループから視線を外さなかった日沖は、かなり入れ込んでいるようにも見てとれた。


BJ vs Diaz【写真】一触即発以上の危ない距離に入ってしまったBJ・ペンとニック・ディアズ、ディアズの現れるところに事件が起きる(C) MMAPLANET

入れ込んでいるといえば、メインに出場するBJ・ペンとニック・ディアズだ。ともに計量を終えて、胸を合わせて写真用のポーズと取るが、瞬時にして距離が詰まり、あわや乱闘に。ここで、ダナ・ホワイトが素早く両者の間に割って入り、ことなきを得たが、計量会場は一時、騒然となった。

ジョー・ローガンのインタビューも、ダナが制してニックが先に退場。BJはニックに対して尋ねられ、「試合で戦う対戦相手でしかない」とクールな返答をしたが、彼もまたダナの指示により、通常の退場口とは反対の入場してきた階段を下って、ステージを後にした。

■決戦直前インタビュー
UFCデビュー戦前夜の――日沖発

■UFC137計量結果

<ウェルター級/5分3R>
BJ・ペン:169ポンド(76.65キロ)
ニック・ディアズ:170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
シーク・カンゴ:234ポンド(106.14キロ)
マット・ミトリオーネ:255ポンド(115.66キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ミルコ・クロコップ:235ポンド(106.59キロ)
ロイ・ネルソン:252ポンド(114.30キロ)

<バンタム級/5分3R>
スコット・ヨルゲンセン:135ポンド(61.23キロ)
ジェフ・カーラン:134ポンド(60.78キロ)

<フェザー/5分3R>
ジョージ・ループ:145ポンド(65.77キロ)
日沖発:145ポンド(65.77キロ)

<ライト級/5分3R>
デニス・シバー:155ポンド(70.3キロ)
ドナルド・セラーニ:156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
バート・パラジェンスキー:146ポンド(66.22キロ)
タイソン・グリフィン:149ポンド(67.58キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ブランドン・ベラ:205ポンド(92.98キロ)
エリオット・マーシャル:204ポンド(92.53キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニー・ダウンズ:155ポンド(70.3キロ)
ラムジー・ニジェム:155ポンド(70.3キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリス・カモージー:185ポンド(83.91キロ)
フランソワ・カーモン:185ポンド(83.91キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリフフォード・スタークス:186ポンド(84.36キロ)
ダスティン・ジェイコビー:185ポンド(83.91キロ)

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