この星の格闘技を追いかける

【UFC LIVE】イーストン、UFC初陣で勝利の雄叫び

2011.10.02

<バンタム級/5分3R>
マイク・イーストン(米国)
Def.2R4分52秒 by TKO
バイロン・ブラッドワース(米国)

ドミニク・クルーズを彷彿させる動きを見せるイーストンは、素早い左右のフックを見せる。前に出ては下がるフットワークを駆使するイーストンにブラッドワースは左ジャブを伸ばす。距離を詰めて左右のフックを見せたイーストンは、スピニングバックキックなどを交えるが、ブラッドワースもスピニングバックフィストを見せる。

距離が縮まってヒザを入れたイーストンが、距離を取って前に出たところでブラッドワースがテイクダウンへ。簡単にブロックしたイーストンだが、初回が終了した時点で、観客は大きなブーイングを送った。


2R、距離を詰めるイーストンにブラッドワースはローを放っていく。イーストンも右ローを返し、2度、3度と重いキックでブラッドワースの左足を蹴り上げる。テイクダウンを切られたブラッドワースは、フライングニーを見せるも、これもかわされ右ローを受ける。
左ジャブを見せて、強烈な右ローを放つイーストンの前に、ブラッドワースは体を捩じらせ、ダメージを蓄積していく。ここで観客席からイーストン・コールが起こると、下がることなくプレッシャーを与え続けるイーストンの左ローが、急所に当たってしまう。

再開後、ローを嫌がり左へ下がるブラッドワース。残り1分でイーストンが組みつき、2度、3度と態勢を入れかえるなか、ケージを背にしたイーストンが組んだ状態で右のヒザ蹴りを3度ブラッドワースの顔面に、さらには、左から右のヒザをボディに突き刺す。ボディへのヒザで崩れ落ちたブラッドワースに、追撃のパウンドを落したイーストンがUFC初陣でTKO勝ちを手にし、ホームクラウドで勝利の雄叫びを送った。

PR
PR

Movie