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【Challengers】ズッファ初女子MMA、注目はデランダミー

de Randamie24日(金・現地時間)にワシントン州ケントのショーウェア・センターで開催されるStrikeforce Challengers「Fodor vs Terry」は、ズッファ系MMAイベントとして、初めて女子戦が組まれる大会となる

【写真】テイクダウンの処理に課題こそ残るが、その打撃の技術は女子MMA界随一。ジャーマイン・デランダミーはクリス・サイボーグ、アマンダ・ヌネスに続く野獣系女子MMAファイターだ (C) KEITH MILLS

2007年エリートXCにおけるジナ・カラーノのブレイクにより、米国MMA界で注目が高まった女子MMA。ダナ・ホワイトはそのエリートXCが2008年秋に活動を停止に追い込まれた際、ジナへの興味を示したものの、一貫して「層が薄い」という姿勢で、女子戦をUFCやWECで組むことはなかった。

その一方でエリートXCの契約を引き継いだストライクフォースでは女子ミドル級とウェルター級、2階級の王座を制定。ジナ人気に引っ張られる形で、現在は契約更新問題が取り沙汰されているクリス・サイボーグ、そしてマルース・クーネンが王者に君臨している。


本来であれば18日(土・同)のダラス大会で、アマンダ・ヌネス×ジュリー・ケッズィーのウェルター級戦、そしてジナ・カラーノ×サラ・ダレリオのミドル級戦が予定されていたが、前者はヌネスの負傷、後者はジナにメディカルの許可が下りなかったというきな臭い理由(体重が落ちないと判断し彼女の自演という説も……)で、今大会のジャーマイン・デランダミー×ジュリア・バッド戦が栄えあるズッファ初の女子MMAマッチとして行われることとなった。

注目は、MMAでは2勝1敗ながら、女子キックでは48戦48勝という記録を持っているデランダミーだ。アイアン・レディーの異名を持つWKIBA世界ムエタイ王者の彼女は、キック王国オランダのユトレヒト出身で、現在はベイエリア・ダブリンのコンバットスポーツ・アカデミーに所属している。

柔術界軽量級の雄カイオ・テハや女子柔術界で著名なラナ・ステファナックらの指導を受け、組み技の精度を高めている。結果、強烈なヒザ蹴りなど、立ち技の強さが際立つようになった。ランペイジ・ジャクソンのセコンドとしてメジャーシーンに戻ってきたランス・ギブソンを師と仰ぐバッドは、AMCパンクレーションの流れを汲む総合的な技術を習得してきたが、フィジカル、メンタル面ともにデランダミーが一枚上か。

TVマッチで組まれているこの試合、ズッファ・ストライクフォース体勢にあって今後の女子MMAの行方を左右しかねない大切な緒戦となる。

■Challengers「Fodor vs Terry」主な対戦カード

<ライト級/5分3R>
カロス・フォドー(米国)
ジェイムス・テリー(米国)

<ライト級/5分3R>
ライアン・クートゥアー(米国)
マット・ライスハウス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン(米国)
ジャンピエロ・ヴィレンテ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイソン・ハイ(米国)
ウィン・ムルハーム(米国)

<女子ウェルター級/5分3R>
ジャーマイン・デランダミー(オランダ)
ジュリア・バッド(カナダ)

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