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【It’s Showtime】初スペイン大会のメインはスポーン

Spong11日(土・現地時間)、初のポーランド・ワルシャワ大会を成功させたばかりのIt’s Showtimeが、大会から一週間後の18日(土・同)には、スペインのマドリッドに初進出を果たす。開催場所のパラシオ・デ・スポルテスは、昨年レディ・ガガがコンサートを開いた1万6000人収容の大アリーナだ。

【写真】スペイン進出のメインを任されたスポーン。リヨン大会=バダ・ハリ、アムス大会=ヘスティ・カラケス、ワルシャワ大会=ダニエル・ギタとヘビー級ファイターがKO勝ちを続けているが、果たしてその波に乗ることができるか (C) WORLDKICKs

今回はフィックス・イベンツ&ファイトクラブ・グループの共同開催ということになる。タイロン・スポーンやドラゴといった日本でもお馴染みのファイターたちが、揃って参戦、It’s Showtime JAPANの設立で勢いに乗る欧州の立ち技ビッグイベントが、さらに勢力を増していきそうだ。実力派揃いのイッツショータイムの中で、生き残るのは誰になるのだろうか。

メイン登場のタイロン・スポーンは、95キロ級王座を返上し、ヘビー級に挑戦中。昨年はK-1WGP準々決勝で、アリスター・オーフレイムをあと一歩のところまで追い詰め、今年5月のフランス大会では、イゴール・ミハイロビッチを1Rにヒザ蹴りであっさり料理し、勢いに乗っている。


ヘスディ・カラケスの持つヘビー級のベルト奪取へ向けて、もう一歩近づきたいスポーンの相手は、スペインのヘビー級ファイターのローレン・ハビエル・ホルヘ。キャリアと実績でタイロンと比較すると、圧倒的に不利ではあるが、地元の声援を受けて番狂わせを起こす可能性も否定できない。一発で決まるヘビー級だけに、よもやの場面があることを逆に期待したくなるほど、実力差があるといってもいいだろう。

セミの出場のドラゴは、佐藤嘉洋、ヤフス・カヤバシ、アルトゥール・キシェンコと闘い、3連敗中。It’s Showtimeに限っても、昨年5月のリロイ・ケスナー戦から、実に4連敗中と厳しい戦いが続いている。

70キロ級のK-1MAXが開催されない中、ここで結果を残せなければ、いよいよトップ集団からの脱落は免れない。そんなドラゴの相手も地元スペインのアブラハム・ロクエニだ。左フック、右ローキック、左ハイキックといった素早いコンビネーションが武器のロクニエ。さらにはバックスピンキックを使いこなし、ドラゴに似たスタイルといっていいだろう。スピード、テクニック、パワーとほぼ互角。大会屈指の好勝負となりそうだ。

Bennoui【写真】90年代より実力ではオランダに並ぶとされてきたフランス勢。61キロ世界王者カリーム・ベノーイを筆頭に、73キロ王者ヨハン・リドンらが、It’s Showtime進出を果たした。これらフランス人ファイターの参戦は、ムエタイ系ファイターの流入を意味する(C)BEN PONTIER/EFN

ヘビー級メインのイベントでは、第2部の後ろ3つで組まれることが定番となった世界戦。今回は61キロ級の頂点が、フランス×スペインの間でとり行われる。王者カリーム・ベノーイは、今年3月26日のベルギー大会で、セルジオ・ヴィールセンを破り、王座を奪ったばかり。当初はヴィールセン有利という声もあったが、ローキックとパンチ連打を有効に使い、見事に撃破した。

フランスを代表するチーム・ナザールK所属のカリームの対戦相手、ハビエル・エルナンデスは、スペインの有名なサッカー選手と同じ名前だが、こちらは実力未知数。地元開催だけに、見事なゴールを決めたいが、若く頑強なGKを切り崩すのは難しいか。

■It’s Showtime主要対戦カード

<ヘビー級/3分3R>
ローレン・ハビエル・ホルヘ(スペイン)
タイロン・スポーン(オランダ)

<73キロ級/3分3R>
アブラハム・ロクエニ(スペイン)
ガーゴ・ドラゴ(オランダ)

<SHOWTIME 61キロ級世界タイトルマッチ/3分5R>
カリーム・ベノーイ(フランス)
ハビエル・エルナンデス(スペイン)

<70キロ級/3分3R>
ラフィ・ゾーエイル(スペイン)
ウィリアム・ディンダー(オランダ)

<85キロ級/3分3R>
モイセス・ルイバル(スペイン)
シャーク・パルパーリャン(ベルギー)

<70キロ級/3分3R>
ゼベン・ディアス(スペイン)
ヤフス・カヤバシ(オランダ)

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