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【It’s Showtime】ギタ、ダウンから形勢覆し圧巻TKO勝利

2011.06.12

<ヘビー級/3分3R>
ダニエル・ギタ(ルーマニア)
Def.2R by TKO
エルハン・デニス(トルコ)

SHOWTIMEに連続参戦となるダニエル・ギタが、名門メジロ・ジムで育ったエルハン・デニスと激突。ギタのローキックがデニスの足を壊すのか、注目一戦だ。

1R、デニスがローキック。ギタは鋭いジャブ、ミドルキックで応戦する意外なスタートとなる。ギタのローキックが飛ぶも、デニスは距離をとってかわしていく。ギタのフックからのローキックが決まるも、デニスも細かいパンチで反撃。さらにローキックで追い打ちをかける。

ギタにローキックで勝負をするのか。互いにローを放つと、ギタはボディ打ち。デニスもジャブからローキックを返すが、ここでもギタのローキックが決まる。だが、デニスがローキックを放ったところで、ギタは顔を押さえて後退、カウントが数えられる。バッティングのようにも見えたが、今回もギタに不運が襲いかかったのか。


2Rもローキックの打ち合いでスタート。ギタが前へ出て、ローを何発も放つ。猛烈な左右のローがデニスに襲いかかる。すると、下がるデニスに、ギタは左右のローを乱れ打つ。

ここでデニスのセコンドに向け、レフェリーが注意を与えるイエローカードを提示した。何か暴言を吐いたのか。試合が再開し、構わずローで攻めるギタ。ボディ打ち、ローキックと攻撃の手を緩めず、デニスも防戦一方に。

すると、ギタの右ボディ、ヒザ蹴りが決まり、さらには左ボディが入ると、苦しそうな表情でデニスがダウン。立ち上がるが、デニスの頭部からは出血が見られる。ダウン寸前に蹴られたハイキックが入っていたようで、その傷を見たレフェリーは、すぐに試合をストップ。ギタがTKOでデニスを下した。

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