【写真】右端がマイクス・ジムのマイク・パッセニアー会長。K-1などのセコンドで、お馴染みの名トレーナーだけに「この人か」と思われる格闘技ファンも多いだろう(C) BEN POINTER

21日（日・現地時間）、オランダのザーンダムにあるノースシー・ベニューで、バダ・ハリ、メルビン・マヌーフ、コズモ・アレッシャンドリなど、トップ・キックボクサーが所属するマイクス・ジムのキックボクシングイベントが行われた。

アムステルダム中央駅から、北へ電車で12分という郊外にあるザーンダムで開催されたキック大会は、その名も『KICK GALA』、キックイベントで、同地で、マイクス・ジムがイベントを行うのは4月以来、7カ月ぶりということになる。

オランダのキック大会らしく、完全に人材育成・参加型イベントということで、組まれた試合数は実に41試合!!　大会にはマイク・パッセニアー会長率いるマイクス・ジムの面々は当然として、名門チャクリキ・パンクラチオン、ブリース・ジム、コップス・ジム、エスドンク・ジムなど、15近いジムの門下生が出場している。

【写真】メインはAクラスマッチ。長身のマルセーロにフックを叩きこむのが、かつてはミドル級で、MMAでも活躍していたメルビン・グルンダー(C) BEN POINTER

そんなNクラス、Cクラス中心のラインナップを締めたのは、Aクラスファイト。マイクス・ジム所属のロドニー・グルンダー（ファベラス）が登場し、パンクラチオンジムのマルセーロと対戦。パンチで攻勢を握り、判定勝ちを収めている。

次から次へと強豪が生まれてくるオランダ・キック界、その要因の一つにはマイクス・ジム主催大会のような参加型イベントが多数開催されていることが挙げられる。

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