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【Superior C】レザ、プラター戦で一矢報いる判定勝ち

<ライト級選手権試合/5分3R>
レザ・マダディ(スウェーデン)
Def.3R終了/判定3-0
カーロ・プラター(米国)

かつてブラジルでルタリーブリ修行を長期間敢行し、ポルトガル語に明るいプラター。チーム・パニッシュメントUSA所属と紹介されたが、そのコーナーには、前の試合でターレス・レイチのセコンドを務めていたノヴァウニオン総帥アンドレ・ペデネイラスがつく。

地元のレザはテイクダウンからパウンドで攻めようとするが、両脇をプラターに抱えられ、思うようにパンチを落すことができない。3Rの試合中、幾度となくこのような展開となり、レフェリーがブレイクを命じ、試合がスタンドへ戻るが、大きく局面が変わることはない。


レザのテイクダウンに対し、ルタリーブリ伝家の宝刀ギロチンチョークを仕掛けることなく、ガードを固めるプラター。試合はそのまま、レザのテイクダウンからブレイクという展開が続き、同プロモーション・ライト級王者のベルトは、レザ・マダディの腰に巻かれることとなった。

試合内容は決して芳しいものではなかったが、ビッグプロモーション経験者が対戦相手となった上位4カードで、唯一、地元スウェーデン勢に白星をもたらしたレザ。強豪揃いの外国勢に一矢報いた価値ある勝利となった。

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