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アリスター戦へ、スポーン「K-1はボディビルじゃない!!」

Tyrone Spong2日(土・現地時間)に韓国はソウルで行われたK-1WORLD GP FINAL 16で、レイ・セフォーを下し、ファイナル8進出を果たしたタイロン・スポーン。準決勝でアリスター・オーフレイムと戦うことが決まったスポーンに、決勝トーナメントへの意気込みを語ってもらった。

【写真】1985年9月3日、スリナム出身で5歳のときにオランダに家族とともに移り住んだ。アリスター・オーフレイムとは、名匠ルシアン・カルビンの下で学んでいた同窓生 (C) WORLDKICKs

――経験豊富なレイ・セフォーを破り、ファイナル8に進出できました。

「良い試合ができた。アーネスト・ホーストとハリー・ホーフト、ゲガール・ムサシらとの練習で、万全を期していたので、その成果を試合で出せて良かったよ」

――かつてMAXでも戦える体格だったスポーン選手。その後、K-1で戦うために肉体改造に取り組んだとはいえ、出場選手のなかではやはり最小のサイズである事実は変わり有りません。

「確かにファイナル8に残ったなかでも、最も小さいだろうね。ただし、その分スピードやテクニックで他の選手よりも自分が長じていると思っている。パワーに関しても、他のK-1ファイターと戦うのに不足はない。


僕がスピードとテクニックという特色を生かして、K-1でやっていけることはトレーナーも練習パートナーも分かっていた。ただし、実戦で証明するが必要があった。今回、ファイナル8に残ったことで、僕の力をファンも理解してくれるようになったと思う」

Spong vs Sefo【写真】アーネスト・ホースト2世という異名も徐々に浸透しつつあるタイロン・スポーン。そのアーネスト、そしてレミー・ボンヤスキーに続きスリナム系オランダ人ファイターとして、3人目のK-1制覇という栄冠を手にすることができるか(C) WORLDKICKs

――抽選の結果、準々決勝はアリスター・オーフレイムと戦うことになりました。アリスターがセーム・シュルトを選択していれば、京太郎選手と戦うことになっていたのですが、アリスターのパフォーマンス(セームの前に出ていきながら、直前で身を翻してスポーンを選択)には、困惑しませんでしたか。

「全く問題ないよ。トーナメントは基本的に誰と戦おうが、勝ち残るのは1人だからね。ベストになるには、ベストの対戦相手を倒さなければならない。セームがベストなら、彼と決勝だろうが、1回戦だろうが戦う覚悟を持っていないといけないし、そのセームだって決勝に残るとは限らない。

いずれにしても、あの対戦相手の決定の仕方はエキサイティングだよ(笑)。確かにキョータローには一度勝っているけど、アリスターとの対戦はファンにとっても、とても興味深いものになるから良い抽選だったと言えるよ」

――また体格の話になってしまいますが、ファイナル16の戦いでもアリスターのフィジカルは他を圧倒しているように見受けられました。

「一つ、僕にとって幸運なことは、K-1はボディビル・コンテストじゃないということだよ(笑)。キックボクシングは筋肉の量で勝敗は決さない。僕らの戦いはどちらが優れたキックボクサーであるかが争われる場だ。そして、僕はアリスターより優れたキックボクサーなんだ」

――キックボクサーの誇りに掛けて、MMAと掛け持ちのアリスターには負けられないということですね。

「アリスターはK-1でも、MMAでも良いファイターだ。それは断言できる。僕は対戦相手が誰であろうが、いつだって勝つためにベストを尽くしてきた。そして、K-1を代表するファイターになりたいと思ってやってきたんだ。

僕ら2人はずっと以前からの知り合いだ。アリスターはキックボクシング出身のMMAファイターで、最高の結果を残しているけど、そんな背景は関係ない。結果が全て。勝つことだけを目指している。アリスターに勝つことで、僕はK-1を代表するファイターになれるからね」

――アリスターのK-1ファイターとしての力を、どこまで評価していますか。

「肉体的能力は、非常に高い。技術レベルでいえば、アリスターに並ぶキックボクサーは大勢いる。だからこそ、あのフィジカルがアリスターを大いに助けている。ただし、僕はアリスターより優れたキックボクサーだよ」

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