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【UFC121】ローラー、一方的な展開でコーテを破る

2010.10.24

■第5試合 ミドル級/5分3R
トム・ローラー(米国)
Def.3R終了/判定
パトリック・コーテ(カナダ)

左を伸ばし、ダーティボクシングからコーテをケージに押し込むローラー。コーテはケージを背にして耐えていたが、ローラーが頭を入れ替えテイクダウンに成功する。クローズドガードのコーテに右のパウンドを落とすローラーは、徐々にケージ・サイドに移動していくと、一度立ち上がってから思い切りパウンドを落とし、そのままパスに成功する。足を一本戻したコーテだが、立ち上がることができず断続的にパウンドを受ける。首を固めて、パスを狙ったローラーは、そのまま右側にコーテの体を飛び越えて、肩固めへ。

コーテはここでケージを掴んで、体をロール。亀の態勢になったコーテに対し、レフェリーは注意を与えることはなかった。ローラーはリアネイキドチョークを仕掛けるも、前方に落とされ、コーテがパウンドを落としたところで、1Rがタイムアップとなった。


2R、サウスポーのローラーが、飛び込みボディロックへ。1Rと同じようにオーバーフックで耐えるコーテに、ダブルレッグダイブに切り替えたローラーがテイクダウンを奪う。

ここでもケージに詰められ、パウンド+エルボーを受けるコーテ。尻もちをついた状態から、右手をマットについて、体を捻ってようやく立ち上がる。ローラーは首相撲からヒザを入れ、直後に腰をコントロールし、簡単にテイクダウンを決める。左へ回りながら右パウンドを落とすローラーに対し、コーテはアームロックを仕掛けるが、これはパスを許しそうになった苦しいコーテの状況を表しているに過ぎない。

ローラーがクローズドガードに戻すと、観客からブーイングが起こり、レフェリーのジョン・マッカーシーがブレイクを命じる。スタンドに戻った両者、残り時間はほとんど残されておらず、試合は最終ラウンドに。左ストレートのフェイントから、そのままテイクダウンに成功したローラーが、肩固めを見せる。コーテは、ヒップエスケープでハーフに戻り、潜りスイープを仕掛ける。そのローラーの頭部にエルボーを落とし、ネルソンで首を固めるローラー。ハーフのコーテに鉄槌を落し、枕からキムラを狙うローラーだが、コーテがクローズドガードを取ったところで、再びブレイクが掛かる。

インサイドから鉄槌を落すなど、攻勢だったローラーには気の毒なブレイクだが、スタンドに戻ってもコーテはレスリングに対応できず、すぐにマットに倒される。ハーフから潜りスイープ狙いと、攻撃が限定されてきたコーテに対し、ローラーはパウンドを落としながら、試合終了のホーンを聞いた。

ジャッジの裁定は当然、30-27でローラー。ダン・スバーンのコスプレこそ封印したローラーが、一方的な展開でコーテを下した。

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