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【Strikeforce】ニック、マルース、KJらのコメント

Nick x KJ9日(土・現地時間)にサンノゼhpパビリオンで行われたストライクフォース。ニック・ディアズがKJ・ヌーンを下し、同プロモーション世界ウェルター級王座を防衛し、女子世界ウェルター級王者にはマルース・クーネンが輝いた。この他、メインカードでJZ・カバウカンチを接戦で下したジョシュ・トムソン、アンドレ・ガルバォンを圧殺したタイロン・ウッドリーら、見所が多かった大会から、各選手の試合後のコメントが届いた。

【写真】打撃戦でも、KJに遅れを取らなかったニック・ディアズ。ストライクフォース・ウェルター級戦線に相手はいるのか――が気になるところ (C) ESTHER LIN/STRIKEFORCE

ニック・ディアズ
「判定では勝ったと思っていたけど、フィニッシュできなかったので、少し残念な結果だ。KJが相当な攻撃を受け、動きが止まったことには少し驚いた。でも、奴のアゴは強かったね。

自分自身としては、カットで試合を止められないかと心配していたんだけど、セコンドが『大したはことない』と言ってくれた。

KJが何試合か勝てば、再戦を否定するつもりはない。ファンが何を望むか、どんなことだってあり得るからね」


KJ・ヌーン
「ニックは正々堂々と僕を倒した。ただ、僕の方がパンチを打っていた数は多い。試合終了間際は疲れていたことは認めるけど、ずっと攻撃は仕掛けていた。3度目が望まれるなら、もちろん受けるよ」

Thomson X JZジョシュ・トムソン
「もっとやれると思ったんだけど、JZはとても危険なファイターで、世界のベストファイターの1人だったから、少し安全策を講じても勝つ必要があったんだ。自分でも勝ったと思うけど、まぁ30-27はないよね。何度かJZに倒されたけど、それは2発の頭突きが原因だよ」

【写真】自ら30-27はないとジャッジの裁定に触れたジョシュ・トムソン。ああいうジャッジが勝敗の行方を掌握していると思うと、本当に恐ろしい限りだ (C) ESTHER LIN/STRIKEFORCE

Coenen x Kaufmanマルース・クーネン
「試合前に言ったように世界戦で勝てば、私の人生は変わるはず。次の挑戦者は、ミーシャ・テイトに決まっているけど、彼女は優れたグラップラーだわ。だから、彼女とはスタンドで戦うことになるでしょうね。本当に今日の試合のためにハードトレーニングを積んできたので、今は何とも言えない気分でいるの」

【写真】マルース・クーネンのフィニッシュは見事だったが、北米MMA流のファイトでいえば、サラ・カウフマンの下になってもすぐトップを奪い返す動きも見事だった (C) ESTHER LIN/STRIKEFORCE

サラ・カウフマン
「こういうことは試合では起こること。私はミスをして、マルースに捉えられた。それまでは、うまく戦えていたし、ダメージも与えていたと思う。そして、私はダメージは一切なかった。2試合ぐらい勝ってから、リベンジに挑みたい。それが私のすべきことだし、今も私はファイトが大好きだから」

Woodley X Galvaoタイロン・ウッドリー
「素晴らしい気分さ。アンドレにダメージを与えていたとは思っていたけど、彼がそんな振りをしているのかどうか分からなかったから、ちょっと我慢が必要だった。ストライクフォース・チャレンジャーズが、この機会を僕に与えてくれた。素晴らしい勝利だったと思う。もっと、この気分を味わいたいね」

【写真】アンドレ・ガルバォンに何もさせなかった。改めて打撃を身につけたレスラーが、打撃に難のある柔術家に対し圧倒的に有利であることが立証されたような試合だった(C) ESTHER LIN/STRIKEFORCE

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