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【WEC51】ジャッジ泣かせの一戦、ホーミニック作戦勝ち

2010.10.01

■第7試合 フェザー級/5分3R
マーク・ホーミニック(カナダ)
Def.3R終了/判定
レオナルド・ガルシア(米国)

ケージ中央のホーミニックに対し、サークリングで左に回るガルシアが右ハイ、右フックを放ち、ホーミニックの前進を拒むも、斜め前への移動ではなく、ガルシアについていくように右へと移動するホーミニックは右ローを返す。

逆にローを受けたホーミニックだが、左ジャブから右ストレートを伸ばし、ガルシアの動きを止めにかかる。左のフックを放ちバランスを崩したガルシア。前進しながらのパンチに体は流れ気味だが、軸の入った状態で左ローを決める。


ケージ中央で向かい合った両者、ホーミニックの左ジャブ2発を受けたガルシアが、負けじと左ジャブを伸ばすも、左フックは空振りに。自らケージ際に下がったガルシアはホーミニックが前に出てくるところにカウンターを狙うが、パンチの精度は低い。

手数も空振りも多いガルシアに、精度は高いが手数の少ないホーミニック、ジャッジ泣かせの初回が終わったが、北米ジャッジの評価としてはガルシアのラウンドか……。

2R、ガルシアの左、ホーミニックの左がともに対戦相手を捉える。空振りでバランスを崩したガルシアに、ホーミニックの右がヒット。初回同様に、両者とも組みつく素振りは一切見せない。

ガルシアが右ローをヒットさせ、がむしゃらに前に出るもカウンターを顔面に受けてしまう。手は出すが、ヒットが少なく体の軸が乱れるガルシアは、スタミナをロスしかけているのか?前傾姿勢のガルシアのパンチは届く距離になっても、ホーミニックのガードを突き破ることはできない。

左ジャブを伸ばすホーミニックは、攻守をしっかり見極めて戦っているものの、手数を増やしたいところ。ガルシアの右をスウェイでかわし、左をヒットさせたホーミニックが、前に出て左、右を放っていく。「ハッ」、「ハッ」と声を発しながら、パンチを繰り出すガルシアに、ホーミニックの右クロスが襲う。

ステップバックから左を当て、さらに右をヒットさせたホーミニック。単発のヒットはあるが、ガルシアは下がらず、前に出てくるため連打を打ち込むような印象点を稼ぐことはできない。残り10秒でガルシアの右がヒットし、ホーミニックも左を返すが、果たしてジャッジはどちらを支持するか。ここも微妙なラウンドになった。

最終回、スタミナをロスしているのはガルシアだが、過去にスタミナが切れかけても切れることはなく、最終回で持ちかえすことがしばしばあったファイターだ。ワンツーを放ちながら前に出て、右ボディフックを見せたガルシア。ハイキックでバランスを崩すも、すぐに立ち上がってパンチを振るっていく。

左ストレート、アッパーを見せたホーミニック。ヘッドスリップに加え、それがかなわないとなればブロッキングでガルシアのパンチをほとんど防ぎ、その一方で左ジャブを連打したホーミニックは、出入りが激しくなり、ジャブを重ねる。

左右のローを放ち、初めて組みついたガルシアだが、ホーミニックは軽くかわすと距離をとって、左ボディフックを放っていく。拳は前に出ても、足が前に出ていかないガルシアのスタミナは相当厳しい状態になっているが、それでもパンチ、蹴りを出し続ける。

思い切りの良い空振りが続いたあと、ガルシアは顔面に左ストレートを受け、スリップ気味に尻もちをつく。残り30秒、足を使いながら左を伸ばすホーミニックは、ほとんど攻撃を受けておらず、勝利を確信したかのような試合展開だ。

最後まで空振りが続いたガルシア、そのガルシアの攻撃を見切り続けたホーミニック。ジャッジの裁定は三者とも29-28だが、二人がホーミニックにつけ、一人がガルシアを支持。打ち合い必至とみられた勝負で作戦勝ち、スプリットで勝利したホーミニックが、タイトル挑戦をアピールした。

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