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【CAGE WARRIORS】米国帰りのデイリーがメインに

(C) GCMpg英国トップMMAプロモーションとして、派手に活動するケージレイジに対し、米国フロリダ進出、ダン・ハーディーのUFC出場など、地味に発展を続けるケージウォリアーズ。12日(土・現地時間)、ノッティンガムのハーベイ・ハドソン・スポーツセンターで行われるエンター・ザ・ラフハウス7でも、かなり良質なラインナップを揃えてきた。

【写真】日本でも、その強さを見せたマクベイ。筋肉質なのに相性はメタボ (C) GCM

一度は引退を発表したポール・デイリーの約4年ぶりの同プロモーション出場、スロベニア・コンバットリーグ王者ボヤン・コセドナルとの対戦も注目だが、アンダカードも通には“知っておきたい”ファイターの出場が多い。


その筆頭が、セミでマット・ソロープと対戦するノルウェー人ファイターのシメオン・ソルセン。2006年8月のMMAデビュー以来、実に8戦8勝のソルセンは勝利の内訳もTKO勝ちが1試合に腕十字で4つの一本勝ち、三角絞めで3つの一本勝ちとまさにパーフェクト・レコードの持ち主。これまでより、ワンランク上がった対戦相手ソロープにも一本で勝利するようなことがあれば、さらに注目度が上がるに違いない。

また、4月のケージフォース・バンタム級王座決定トーナメントで、日本が誇るベテラン大石真丈を鋭いフックで追い込んだポール・マクベイが、自らが保持するケージウォリアーズ世界バンタム級のベルトを賭けて、アイルランド最強の異名を持つスティーブ・マコンヴィと対戦する一番。

他にも、英国柔道王者に2度輝き、13勝5敗のジム・ウォルヘッドがパンクラス出場経験もあるイタリア在住の黒帯柔術家ファブリシオ・ネシメントと対峙するウェルター級戦、ノッティンガムの人気ボクサー=ウェイン・バック×イタリア人ムエタイファイター=マッテオ・ミノツォのヘビー級戦など、バラエティに富んだカードが出揃っている。

■『CAGE WARRIORS Enter the Rough House 7』対戦予定カード

◆メインイベント ウェルター級5分×3R
ポール・デイリー(英国)
VS.ボヤン・コセドナル(スロペニア)

◆セミファイナル ウェエルター級5分×3R
マット・ソロープ(英国)
VS.シメオン・ソルセン(ノルウェー)

◆第10試合ライト級5分×3R
アンドレ・ウィナー(英国)
VS.アブドゥル・モハメド(英国)

◆第9試合ケージウォリアーズ世界バンタム級選手権試合5分×5R
ポール・マクベイ(英国)
VS.スティーブ・マコンヴィ(英国)

◆第8試合ヘビー級5分×3R
ウェイン・バック(英国)
VS.マッテオ・ミノツォ(ポーランド)

◆第7試合ウェルター級5分×3R
ジム・ウォルヘッド(英国)
VS.ファブリシオ・ナシメント(イタリア)

◆第6試合ウェルター級5分×3R
リー・リヴィングストン(英国)
VS.ウェイン・マレー(英国)

◆第5試合ミドル級5分×3R
クリフ・ホール(英国)
VS.ロッシ・ウィリアムス(英国)

◆第4試合ヘビー級戦5分×3R
クリス・クーパー(英国)
VS.トミー・ラムゼン(英国)

◆第3試合ウェルター級3分×3R
クリストフ・ウッドハウス(英国)
VS.リー・ドナルド(英国)

◆第2試合ライト級2分×3R
ピート・マクガーク(英国)
VS.ジョン・フィリップス(英国)

◆第1試合ミドル級2分×3R
エディ・ポドルスキー(英国)
VS.ジョン・ブラザーフッド(英国)

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