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【BFC25】グロボウスキー、フルマークの初陣勝利も……

2010.08.20

<ヘビー級トーナメント準々決勝/5分3R>
デミアン・グロボウスキー(ポーランド)
Def.3R終了/判定3-0(30-27、30-27、30-27)
スコット・バーレット(米国)

肩が大きく隆起しているバーレットは、開始早々グロボウスキーに組み付いていく。ケージに押し込まれたグロボウスキーの左ヒザが急所に直撃し、試合は中断。再開後、バーレットが組みつき豪快なテイクダウンに成功する。

ガードを強いられたグロボウスキーは、クローズドガードから鉄槌を打ち続ける。ハーフガードのグロボウスキーにアームロックを仕掛けたバーレット。グロボウスキーはブリッジでトップを奪い返す。立ち上がろうとしたバーレットからバックに回ったグロボウスキーだったが、バーレットは向きを変えシングルレッグで再びテイクダウンを奪う。


ケージにグロボウスキーを詰めて、バーレットがパウンドを落とすと、シカゴのポーランド系ファンからグロボスキー・コールが起こる。声援に後押しされ立ち上がったグロボウスキーは、アッパーを放ち、バーレットのテイクダウン狙いを耐え、初回を戦い終えた。

インターバル中に、ケージに押し込まれるなか目を攻撃するという危険な行為を見せたグロボウスキーに注意が与えられた。2R開始直後、シングルレッグから腰をコントロールし、グロボウスキーを高々と抱え上げてスラムを見せたバーレット。ガードから鉄槌、アームロックを見せたグロボウスキーだが、しっかりとバーレットに抑え込まれる。

立ち上がったバーレットにグロボウスキーは腕十字を見せたが、お世辞にも素早い仕掛けとはいえない。ハーフで抑え込まれる展開が続き、マウントを許しそうになったところで、グロボウスキーは腰を押し上げようとしたが、このままバックマウントを許してしまう。

絶体絶命と思われたグロボウスキーだが、腹ばいになり胸を合わせてトップを奪い返す。最終回に望みをつなぐ状態で、苦戦続きの2Rが終了した。最終回、ローを見せたグロボウスキーに対し、バーレットは疲れが見える。組み付こうとするバーレットにアッパーを放つと、組みつかれてもヒザを突き上げていく。

フックを見せ、距離を取り、さらに右ローの見せたグロボウスキーに組み付くバーレット。グロボウスキーは距離をとり、ようやく得意のパンチ戦に持ち込む。KOしか勝利の芽がないグロボウスキー、彼もまたスタミナをロスしており、打撃戦が必要ななかなぜかテイクダウンを狙う。

この試みを遮断したバーレット、左ハイを受け、パンチを受けても立ち続け、残り1分を切るとテイクダウン!そのまま試合は寝技の状態で終了した。成長著しいポーランドMMA界の重量級トップファイターとして鳴り物入りでBFC出場を果たしたグロボウスキー、テイクダウンに苦しみ苦い米国デビューになると思われたが、なんとジャッジは3者とも30-27で彼を支持。

何かと物議を醸す判定はMMAにはつきものだが――。寝技で上下の態勢を入れ替えたことが評価されたのだろうか。理解に苦しむグロボウスキー、フルマークの勝利だった。

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