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【WEC50】ヨルゲンセン、王座戦に”今年中に挑戦したい”

■第7試合 バンタム級/5分3R
スコット・ヨルゲンセン(米国)
Def.3R終了/判定
ブラッド・ピケット(英国)

【写真】MMA界のブラピを退け、王座挑戦を高らかにアピールしたスコット・ヨルゲンセン。本人は年内挑戦に意欲を見せるが (C) ZUFFA

予想通り、アグレッシブに前に出てくるヨルゲンセンに思い切りパンチを打ち込んだピケットは、組みついてテイクダウンを奪う。すかさず立ち上がったヨルゲンセンにフックを見舞い、再び組みついたピケットだが、倒せないと判断すると自ら距離を取る。

ウェービングをしながら距離を詰めるピケットにヨルゲンセンは、シングルレッグで倒しにかかるも、ピケットも一瞬、尻もちをついたところで立ち上がる。打ち合いに転じた両者、ヨルゲンセンの左がピケットを捉えると、ずれたマウスピースを直そうとしたところにパンチの連打が襲う。


一瞬動きが止まりながら、ニヤリと笑顔を見せたピケットは、距離をとってジャンピングニーを見せたが、直後にダブルレッグでテイクダウンを許す。ピケットのギロチンをエスケープしたヨルゲンセンは、無理せずスタンドへ。ラウンド終了間際、ヒザを突き上げたヨルゲンセンが制した初回となった。

左から右をヒットさせたピケットは、ヨルゲンセンの前蹴りに押されることなくパンチを入れていく。テイクダウン狙いと見せ、ピケットがバービーにきたところで、ヨルゲンセンは低い姿勢からパンチを放っていく。一瞬間合いを取ったピケットは、右アッパーを返す。続いて左ボディフックと勢いに乗ってパンチを繰り出すピケットに対し、ヨルゲンセンも負けじと右を返していく。

ダブルレッグからの立ち際でパンチを放ったヨルゲンセンに、ピケットが組みついてヒザ蹴りを見せたが、これが急所に当たり、試合が一時中断する。再開後、パンチの勢いが増すピケットだったが、テイクダウンを奪われてしまう。担ぎからパスを狙ったヨルゲンセンだが、ピケットが起き上がり、再び組みついたところで2Rを終える。

最終回、左を2発連続でヒットさせたピケットは、さらに右、左を打ち込み、ヨルゲンセンも足をほとんど止めた状態でパンチを返す。ヨルゲンセンは打撃戦から、巧みにテイクダウンを織り交ぜるようになり、ここでもシングルレッグでテイクダウン。ピケットはギロチンを狙うが、強引な仕掛けは効果がない。

三角を仕掛けたピケット、担がれそうになると、一瞬のタートルポジションからすかさず立ち上がる。両者の右が交錯し、エルボーを打ちこもうとしたヨルゲンセンは、ここでもテイクダウンに成功。ヨルゲンセンは担ぎパスからサイドを取り、ピケットが背中を見せて立ち上がらないように足をコントール、しっかりと抑え込む。残り30秒、エルボーを落とし、シングルを狙ったピケットのバックに回ったヨルゲンセン。前方回転して逃れようとしたピケットの背中に貼りつき、最後の最後で態勢を入れ替えられたものの、攻勢の印象を残したまま試合を終えた。

ジャッジの裁定は3者とも30-27でヨルゲンセンに。「タイトルを狙いたい? もちろん。今年中に挑戦したい。ハードにプッシュし続けたんだ」と語り、難敵を退けたヨルゲンセンはケージを後にした。

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