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【TPF05】注目ファイター数多参戦、全試合レポートup!

7月9日(土・現地時間)、カリフォルニア州リムーアのタチパレス・ホテル&カジノでは、TPF05「Stars&Strikers」が開催された。

旧WEC時代からPFCを経て、今もMMA界の登竜門かつ再生工場といった役割を担う同プロモーション6度目の大会は、2月にナム・ファンを破り、TPFフェザー級王座に就いたアイザック・デジーザスが元WEC世界ライト級王者ロブ・マックローと対戦する一戦をメインに、ジョン・アレッシオ×ウォー・マシーン(ジョン・コッペンハーバー)による元UFCファイター同士の一戦。

そして、DREAMで前田吉朗をKOした記憶も新しいバンタム級王者コール・エスコヴェドが19歳の新鋭=マイケル・マクドナルドを迎え撃つ同バンタム級選手権――、更には、ハルク・ホーガンの甥=デイヴィッド・ボレア、シドニー五輪フリースタイルレスリング55キロ級シルバーメダリストのスティーブン・アバスの参戦など、メジャープロモーションにも引けを取らない注目のカードがズラリと並ぶ。


7月のセントラルバレー、屋外会場ではイベントスタート時点で明るい陽射しが残り、外気温は摂氏37度近く。徐々に太陽は西に沈んでいくものの、その西陽がファイターを直撃するハードなコンディションのなか、熱戦が繰り広げられた。

そのメインでは、マックローがデジーザスを相手に、序盤こそ苦戦を強いられるも、1R終盤には、デジーザスから先回りをするように距離と詰めると、右のパンチでダウンを奪い、そこからノンストップでパウンドを叩き込み、勝利を挙げた。

また、ウォー・マシーンは、互いの汗でスリッピーなコンディション+消耗戦となった終盤、アレッシオから引き込むようにアームロックを狙うも、これを凌がれると、気持ちが切れたのか最後はイージーにバックを許し、リアネイキドチョークを極められた。

その他にも、エスコヴェド×マクドナルドのバンタム級王座戦では、マクドナルドがスタンド&テイクダウンを制すと、最後はパンチのコンビネーションで完全KO勝ち。メジャープロモーションにも届く、パーフェクトウィンを飾る。また、ホーガン甥=ボレアは、コディ・ギブソンを相手に絶妙なサブミッションを披露し、キャリア3連勝。アバスはデラクルスにテイクダウン&ポジショニングで圧倒し、判定勝利をゲットした。

TPF05「Stars&Strikers」全試合レポートはコチラ

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