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【TPF05】銀メダリスト=アバス、可能性見せる判定勝ち

2010.07.10

Abas■バンタム級/3分3R
スティーブン・アバス(米国)
Def.3-0: 30-27, 30-27, 30-27
ジョーイ・デラクルス(米国)

【写真】とにかく圧倒的なテイクダウン能力を持つスティーブン・アバス。ムエタイ系ファイターのジョーイ・デラクルスを寄せつけなかった (C) DAVE MANDELL

ムエタイベースで打撃戦を挑みたいデラクルスに対し、五輪シルバーメダリスト・レスラーのアバスは距離を取り、一気にダブルレッグでテイクダウンを奪う。サイドからマウントを狙うアバスだが、デラクルスはギロチンから足を戻していく。

アバスは首を引きぬき、そのままバックを奪い両足をフックすることに成功。パンチを頭部に落としながら、リアネイキドチョークを狙うアバスが、ラウンド終了までバックをキープ。試合をリードし、キャリア2戦目の1Rを終えた。


2Rも開始早々にテイクダウン狙いからバックを奪ったアバス。頭越しにエルボーを振るってくるデラクルスを簡単にフックし、ワキの下からアッパーを見舞う。背中を伸ばし、強引にリアネイキドチョークを狙ったアバスは、フックが外れてもバックから離れることはない。残り40秒を切り、再び両足をフックしたアバスは、このラウンドも圧倒的にポジションを支配した。

最終回、デラクルスの左ミドルに、アバスは構わずその足を払い、距離を詰めてダブルレッグでテイクダウンを奪う。ギロチン狙いのデラクルスからサイド、さらにマウントを奪い、首をひきぬいたアバスは肩固めへ。強引な絞めの仕掛けは、デラクルスに防がれるが、初回や2Rと変わらず抜群のバックキープ力を見せる。

最後までチョーク系の技で仕留めることができなかったアバスだが、そのグラウンドコントロールは抜群の強さを見せ、3-0で判定勝ちを収めた。キャリア2戦目、上々の動きだが、欲をいえばフィニッシュ狙いの前のパウンドに、そのパワーが伝わるような打ち方を身につけてほしい。3分でなく、1R=5分の試合になれば、よりその強さを発揮できそうなアバスだった。

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