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【WEC49】メインは不可解判定、カナダ最強対決は名勝負

【写真】拳を痛め、急所蹴りを3度受けたバーナー。その戦いが報われないメインイベントになってしまった (C) ZUFFA

20日(日・現地時間)、WECにとって初のカナダ大会となる、WEC49「VARNER VS SHALORUS」が、アルバータ州エドモントンのレクソール・プレイスで開催された。

ライト級世界王者ベン・ヘンダーソンへ、次期挑戦者決定戦といっていい、ジェイミー・バーナー×キャメル・シャロルス戦をメインイベントに、これまで実現しなかったことが不思議なマッチアップでもあるカナダ・フェザー級最強決定戦=マーク・ホーミニック×イーブス・ジャボウィン、約1年振りの復帰となるジョシュ・グリスピは、地味強ファイター=LC・デイビスと、“ワンダーボーイ”クリス・ホロデッキーは、エド・ラトクリフの代役ダン・ダウンズと対戦する一戦など興味深いマッチアップが並んだ。

だが、メインでは、3度の急所蹴りを受けたバーナーに対し、シャロルスが減点を受けたのは二度目の一度だけ。3Rの急所蹴りにはペナルティがなかったことや、判定になると、この減点を差し引いても、シャロルスにフルマークをつけたジャッジがいるなど、理解不能な裁定が行われ、その結果、両者は1-1で引き分ける格好となった。

また、セミファイナルでは、非常にスピーディーな打撃戦を繰り広げたホーミニックとジャボウィンだったが、2Rに入ると、ジャボウィンが右フックでホーミニックからダウンを奪うも、リバーサルからマウントを奪取したホーミニックが強烈なパウンドを連打して逆転勝ちを挙げた。

その他にも、再起を期すグリスピは、デイビスをギロチンに捕えると早いタイムで退け、ホロデッキーは代役ダウンズに苦戦を強いられるも、リアネイキドチョークでキッチリ一本勝ちを収めた。

WEC49 VARNER VS SHALORUS 主要試合レポート

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