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【WEC49】カナダ人フェザー級最強決定戦、その勝者は…

2010.06.21

Hominick<フェザー級/5分3R>
マーク・ホーミニック(カナダ)
Def.2R3分21秒/TKO
イーブス・ジャボウィン(カナダ)

【写真】ラインナップからも決して期待度の高い大会といえないエドモントン大会だったが、ホーミニック×ジャボウィン戦を初め、好勝負が続いた (C) ZUFFA

WEC内、カナダ人フェザー級最強決定戦といえる対戦。これまでカナダ・モントリオールのTKOなどで対戦が実現していなかったのが不思議なほどだ。

ジャボウィンの左ジャブ、左ハイに対し、ホーミニックも左ジャブを伸ばしていく。ホーミニックの右がヒットし、左アッパーを見せると、ジャボウィンは距離をとって左ハイ、左ミドルを微妙な高さで放ち続ける。


小刻みにステップを振るう両者、ホーミニックがパンチから左ハイを放つなど、精度でジャボウィンを上回る。ジャンピング・バックスピニングキックが空振りに終わったジャボウィンは、やや動きが落ちたところで、ホーミニックの右を顔面に被弾する。

さらに右をテンプルに打ち込んだホーミニックに、ジャボウィンは逆に左を返していく。ジャボウィンは右ストレートから、そのまま右のバックブローを見せるが、これは数センチ、ホーミニックに届かない。首相撲からヒザを突き上げ、距離を取って右ストレートをホーミニックが打ち込んでいくと、ジャボウィンの左フック、そして右フックがヒット。ホーミニックは右ボディフックを放っていく。非常にスピーディーな打撃戦が繰り広げられ、5分間は瞬く間に過ぎていった。

2R、激しい打撃戦は変わらず続き、ジャボウィンのバックエルボーをホーミニックが両手でブロックする。ホーミニックは左ボディの切れがよくなると、ジャボウィンの立てヒジを避けて、完全な形で左ボディを打ち抜く。動きが止まり、ヒザをついたジャボウィンに左の連打を見せたホーミニック。ジャボウィンが立ち上がったところで、ホーミニックがバックに回ると、ジャボウィンの捨て身のスピニングエルボーがヒットし、優勢のホーミニックもまた動きが止まる。

向かい合った両者、ジャボウィンの右フックがホーミニックの顔面を捉え、ダウンを奪う。インサイドからパウンドを狙うジャボウィンだが、ホーミニックはリバーサルからマウントを奪取。そのまま強烈なパウンドを連打すると、レフェリーが試合をストップ、ホーミニックのTKO勝ちが決まった。

「もの凄くタフだった。8年間、実現しなかった試合なんだ。4年前に父を亡くしたけど、今日は父の日だし、凄くエモーショナルな夜だよ。ホームで初めて僕と真っ向からやりあってくれた。ジョゼ・アルドを尊敬しないわけじゃないけど、僕とレオナルド・ガルシアが戦えば、もの凄い試合になるよ」と、王座挑戦について尋ねられたホーミニックは、王者でなくガルシアを指名するというレア・ケースの受け答えを見せた。

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