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【FOX Sports Presents】月曜午前8時から、UFC Fight Night 38

2014.03.20

Shogun vs Henderson

【写真】年間最高ファイトと称された2011年11月のダン・ヘンダーソン×マウリシオ・ショーグンの一戦(C)GONGKAKUTOGI

23日(日・現地時間)、ブラジルはリオグランデノルチ州ナタウのジナーシオ・ネリオ・ディアズで開催されるUFC Fight Night 38「Shogun vs Henderson 2」。今や米国に次ぎ準拠点のように数多くのUFCが行われるブラジルで、2カ月連続開催となる同イベント、メインは2011年11月以来、2年4カ月振りの再戦となるマウリシオ・ショーグン×ダン・ヘンダーソンのライトヘビー級戦だ。

前回の試合は、1Rにアッパーでショーグンの動きを止めたダン・ヘンが、逆に右フックを受け前方に崩れ落ちるというスリリングな幕開けとなり、攻守が何度も入れ替わる激闘に発展。ファイト・オブ・ジ・イヤーに推される声も少なくなかった名勝負となった。結果は3Rにもダウンを喫したショーグンが、両者ダメージとスタミナ切れでフラフラになった4Rにダウンを奪い返し、最終回には両者が互いにマウントを奪い合った結果、判定負けを喫している。

死力を尽くした好勝負は、両者の精神的な強さを示すとともに、防御&スタミナという課題を露わにするファイトでもあった。ショーグンはこの敗戦後、ブランドン・ベラとも同じようなガスアウト状態での打撃戦を制したもののアレキサンダー・グスタフソン、チェール・ソネンに連敗しタイトル戦線から脱落。昨年12月には豪州大会で下から突き上げてきたジェイムス・テフナと戦うことになった。テフナ戦ですら、厳しい戦いになると予想されたショーグンだったが、僅か63秒で意地のKO勝ちを収め、トップ戦線に留まることに成功した。

一方、ダン・ヘンといえばショーグン戦の魂の勝利以来、リョート・マチダ、ラシャド・エヴァンズ、ヴィトー・ベウフォートに3連敗と、白星から遠ざかってしまっている。とはいっても、ダン・ヘンが敗北を喫した3人はライトヘビー級のトップファイターばかり。ショーグンが敗れた相手もジョン・ジョーンズを追い詰めたグスタフソンとソネン。ライトヘビー級トップ中のトップに跳ね返された両者、ともにトップ10に留まっている状況だ。

ランキング的には7位のショーグンと8位のダン・ヘン。過去の実績がモノをいい、大きく順位が変動することが少ないランキング性の特性を考えると、下降線にあるトップ10と位置づけされても致し方ない。そんな状況で戦うことが、両者を前回以上のファイトに導くことになるのか。あるいは慎重なファイトを強いることとなるのか。ダン・ヘン、ショーグン、2人のキャリアは殴り勝って築かれてきた。変化こそ成長という意見も頷けるものの、現代MMAのシステマチックな戦いを勝ち抜いてきた両者ではない。ズバリ、この勝負は自分のスタイルを貫き、前に出た者が有利。ただしディフェンス能力の向上は欠かせない一戦となる。

そんなレジェンド対決の前に並んだカードで気になるのがレオ・サントスとノーマン・パークのライト級戦だ。豪州版TUF Smashesライト級優勝のパークに対し、レオはTUFブラジル・シーズン2ウェルター覇者だ。ブラジリアン柔術の世界でパウンド・フォー・パウンドと目されながら、MMAでは長きに渡り我慢の時が続いた――ジョゼ・アルド&ヘナン・バラォンを擁するノヴァウニオンのベテランが、ついに掴んだ輝く場。徳留一樹を眼窩底骨折に追い込んだハードパンチャーを相手に、どのような戦いを見せるか。組んで倒すことが格段に困難になったUFCで、進化したレオに期待したい。

MMAがバーリトゥード(ポルトガル語で何でも有り)と呼ばれていた時代から、MMAが盛んに行われてきたナタウに、TUFブラジル出身――王国の精鋭が出揃う同大会。この模様は3月24日(月)の午前8時より、FOXスポーツ&エンターテイメントでライブ、さらに同日午後9時、4月5日(土)午後8時、4月29日(火)、午前2時より録画中継される。

■ UFN38 対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>

マウリシオ・ショーグン(ブラジル/7位)

ダン・ヘンダーソン(米国/8位)

<ミドル級/5分3R>

セザー・フェレイラ(ブラジル)

CB・ダラウェー(米国)

<ライト級/5分3R>

レオ・サントス(ブラジル)

ノーマン・パーク(英国)

<ライトヘビー級/5分3R>

ファビオ・マルドナード(ブラジル)

ジャン・ヴィランテ(米国)

<ライト級/5分3R>

ミシェウ・プラゼレス(ブラジル)

マイルベク・タイスモフ(オーストリア)

<フェザー級/5分3R>

ホニー・ジェイソン(ブラジル)

スティーブン・サイラー(米国)

<フェザー級/5分3R>

ディエゴ・ブランダォン(ブラジル)

ウィル・チョープ(米国)

<ミドル級/5分3R>

ホニー・マルクス(ブラジル)

チアゴ・サントス(ブラジル)

<フライ級/5分3R>

ジュズエ・フォルミーガ(ブラジル/7位)

スコット・ヨルゲンセン(米国/13位)

<ウェルター級/5分3R>

チアゴ・ペルペチュオ(ブラジル)

ケニー・ロバートソン(米国)

<フェザー級/5分3R>

ゴドフレイド・ペペイ(ブラジル)

ノード・ラハット(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>

フランシマール・バローゾ(ブラジル)

ハンス・ストリンガー(オランダ)

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