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【Bellator111】乱打戦必至?! ヘビー級トーナメント開幕戦

2014.03.06

Johnson, Graham, Ivanov & Volkov

【写真】レイバー・ジョンソン、ピーター・グラハム、ブラゴイ・イワノフ、アレキサンダー・ヴォルコフ、打撃系揃いのシーズン10ヘビー級トーナメント出場選手たち(C)MMAPLANET, KIETH MILLS & GONGKAKUTOGI

7日(金・現地時間)にオクラホマ州タッカービルのウィンスター・ワールドカジノでBellator MMAシーズン10第2週=Belaltor111が行われる。5月17日にPPVイベントを開催することを決定するなど、勢いを感じさせるベラトール。今大会のメインは世界バンタム級選手試合=ドゥドゥ・ダンタス×アンソニー・レオーネの一戦だ。

本来、ダンタスには2013サマーシリーズ・バンタム級T優勝のハファエル・シウバが挑戦予定だったが、負傷欠場によりレオーネが代わって挑戦することとなった。シウバに同トーナメント決勝で敗れているレオーネ、典型的なグラップラーなだけにドゥドゥの完成度の高いバック奪取+柔術を切り崩すのは難しいか。チャンピオンの不安は実戦から長く離れていたこと。前回の試合は昨年2月、同門マルコ・ロウロを破った初防衛戦で実に13カ月ケージから遠ざかっていた。

25歳のドゥドゥ、2011年にはトーナメント出場もあり、3試合を経験しているが、2012年&2013年の2年間で実戦経験は僅か3試合。伸び盛りの年齢にあることを考えると、この試合数の少なさをポジティブに捉えることはできない。

今大会ではシーズン10ヘビー級トーナメント準々決勝4試合もラインナップされており、王者ヴィタリー・ミナコフへの挑戦権を争う戦いがスタートする。元UFCファイターのレイバー・ジョンソン、K-1からMMAに転向したピーター・グラハムにマイティ・モー、さらには前王者のアレキサンダー・ヴォルコフとコンバットサンボで皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルを破っているブルガリア人ファイターのブラゴイ・イワノフらが出場する。

この顔触れからも、ベラトール首脳がヘビー級Tに何を求めているのか、理解できる。ずばりタフマン・コンテストを連想させるど派手な殴り合いだ。そんななか、前チャンピオンのヴォルコフは蹴り技やステップワークを武器に間合いを大切とするだけに、他の出場者とは趣の異なった戦いを心掛けることが予想される。その一方で、どれだけ打撃に破壊力を持つファイターを揃えようとも、MMAはMMAだ。それこそ同大会で組まれているグラハム×マイティ・モー戦など、激しい打撃戦が期待されているだろうが、MMAだからこそ、不確定要素は多い。

小さなグローブでラフな打ち合いは、当たり所、当てる箇所によって自らの拳を痛める危険性を高める。だからこそ、ファイターはより慎重になり、正確性を求めることになるのだが、そこに技術力の差が生じる。加えてイワノフのようにテイクダウンや投げを織り交ぜるファイターとの対戦で、近距離のパンチを繰り出すことができるのか。パンチ主体がジョンソン、その対戦相手のライアン・マルチネスとマイティ・モー。マーク・ホラタとリック・ヘールもボクシング主体のブローラーだ。

一方、グラハムはインファイト、ヴォルコフはアウトボックスとタイプは違うが、両者は高い位置への蹴りを織り交ぜて戦うことができる。組みで強いのがイワノフ、KO必至の準決勝4試合だが、それぞれの武器がどのように絡み合うのか。メインの世界バンタム級戦と比較すると、肩の力を抜いて楽しむヘビー級Tトーナメント開幕戦だ。

■ Bellator 111 対戦カード

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ドゥドゥ・ダンタス(ブラジル)
[挑戦者]アンソニー・レオーネ(米国)

<シーズン10ヘビー級T準々決勝/5分3R>
ライアン・マルチネス(米国)
レイバー・ジョンソン(米国)

<シーズン10ヘビー級T準々決勝/5分3R>
ピーター・グラハム(豪州)
マイティ・モー(米国)

<シーズン10ヘビー級T準々決勝/5分3R>
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)
マーク・ホラタ(米国)

<シーズン10ヘビー級T準々決勝/5分3R>
ブラゴイ・イワノフ(ブルガリア)
リック・ヘール(米国)

<ミドル級/5分3R>
ダニエル・ミラー(米国)
コルテス・コールマン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ハビー・アヤラ(米国)
エリック・プルンドル(米国)

<キャッチウェイト/5分3R>
エミリアーノ・ソルジ(アルゼンチン)
マット・ジョーンズ(米国)

<ライト級/5分3R>
ブレント・プリマス(米国)
クリス・ジョーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
トレストン・トミソン(米国)
スティーブン・バナザク(米国)

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