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【TUF7】第6週を迎えランペイジ軍が初勝利!

 (C) ZUFFATUFシーズン7、第6週目を迎え生き残り合戦が2試合行われた。まず、前回の中継で発表されていたチーム・フォレスト=マット・ブラウンと、チーム・ランペイジ=ジェレミー・メイが対戦。

【写真】生真面目マット・ブラウンが、ジェレミー・メイを下す (C) ZUFFA

「若い頃はめちゃくちゃだった。ストリートファイト、ドラッグ、アルコール、なんでもやった。ボクシングとMMAが人生を変えてくれたんだ」というブラウン。「あいつは俺に勝つ準備はできてない」とお気楽な表情で、アルコールを取り続けるメイを睨みつける。


しかし、メイはトレーニングセッション中に古傷のヒザを痛め、コンディショニング中心の練習メニューしかこなせなくなってしまう。メイが古傷を痛めたことはすぐさま、ブラウンにも伝わったが、ストイックな彼は「自分のベストを尽くすだけ」と、平常心を失うことはない。

「ヒザは痛いよ。でも、動けないほどじゃない」とオクタゴンへ向かったメイ。しかし、大ぶりのパンチの隙をつかれ、テイクダウンを奪われると、すぐにパスを許してしまうなど、金網の中では普段の威勢の良さは感じられなかった。

寝技でパウンドを落としながら、優勢に試合を進めたブラウンは腕十字を仕掛けたが、これは失敗。スタンドの攻防に戻って、すぐにテイクダウンを奪い返すが、ここでも詰めが甘く立ち技にメイを逃してしまう。

「フラストレーションの溜まる試合だった。マットは、もっと勝負へ行くべきだ」と、フォレスト・グリフィンが試合を振り返るほど、力の差は歴然だった両者。試合がスタンド中心になっても、メイの大振りのパンチがブラウンを捉えることない。反対に首相撲に捉えられると、顔面にヒザ蹴りを浴び、最後は左ハイキックで大の字に。マット・ブラウンが、スタンド&グラウンド共にジェレミー・メイを圧倒し、生き残りを決めた。

「ヒザの怪我の影響で、しっかり練習できなかった。あいつはラッキーだったんだ」と、ほとんど負け犬の遠吠え状態のコメントを残し、メイはホームを去ることとなった。

4連勝となり、またしても次の対戦決定の権利を有したフォレストは、なんとコイントスでルーク・ザックリッチと、ダニエル・クレーマーを選出。コイントスで対戦カードが決定したことを知ったランペイジは、「信じられない。クレイジーだ」とらしくない発言をする。さすがのランペイジも4連敗に少々神経質になりつつある。

「自分の長所を生かして戦う」というザックリッチと、まじめで控え目な性格から誰からも好かれているクレーマーとの対戦は荒削りながらとことん力を出し切るという、TUFらしい試合展開となった。

互いにノーガード、時には頭をぶつけながら前進を続ける両者。ラウンド終盤にザックリッチはテイクダウンを奪う。バックマウントからチョークを狙うが、極めきれずに1Rが終了した。

2Rもまた激しい打ち合いからスタートし、今度はクレーマーがテイクダウン。1R終盤とは反対にマウントを奪ったクレーマーだったが、スタミナの消耗が激しく、振り落とされるエルボー、パウンドともに勢いがない。

しかし、スタミナ切れを起こしていたのは、下になっているザックリッチも同様で、その勢いのないパンチを顔面に受け続け、さしたる防御もできない。「1Rにチョークを極めにいって、完全にガス切れになってしまった」というザックリッチに対し、勝負を決めにかかったクレーマーが、パウンドの回転数を上げる。ザックリッチは体が伸び切った状態で、体を横に向けいいように連打を食らい続け、ここでレフェリーが試合をストップ。

チーム・ランペイジがシーズン初勝利を挙げることとなった。「最近にない良い試合だった」と、表情を綻ばせるランペイジ。初勝利もそうだが、いよいよ残り3試合となったイリミネーションマッチ1回戦で、ようやく対戦カード決定権を得たことが、彼の気持ちを一層楽にしたようだ。

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