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【UFC LIVE】39歳、出戻りの元IFL王者が復帰後2戦2勝

2010.03.22

■第6試合 ライトヘビー級/5分3R
ウラジミール・マティシェンコ(ベラルーシ)
Def.3R終了/判定
エリオット・マーシャル(米国)

【写真】39歳、UFCのオクタゴンに帰ってきた元IFL世界ライトヘビー級王者マティシェンコは、マーシャルを破り復帰後2戦2勝を記録した (C) ZUFFA

出戻りベテランのマティシェンコは、39歳。10歳年少のマーシャルの地元で復帰2戦目を迎えた。

デンバーのローカルMMAプロモーション=ROFのチャンピオンでもあるマーシャルが左ジャブ、左ローを使い出足のペースを掴もうとする。マティシェンコも左ストレートを伸ばし、マーシャルにペースを譲らない。パンチをバックステップにかわし、右から左フックをマティシェンコが放つと一瞬マーシャルがバランスを崩す。


すかさず組みついたマティシェンコだが、テイクダウンには至らず。距離を取ったマーシャルのパンチを受ける。マーシャルは右ハイを放つがパワーはない。互いに相手の出方を窺い、距離をおいて戦う。マティシェンコが組みつくも、すぐに距離を取り、なかなか両者の距離が縮まらないまま、観客席からブーイングが起こり、1Rが終わった。

2R、初回と同じように距離を取るマーシャル。TUFシーズン8のベスト8は、マティシェンコの左フックを浴びるが、その後の攻撃は見切っていく。ローを2発決めたマティシェンコはアントーニ・ハードンクの指導を受け、打撃技術が向上している。それでもパンチを受けると、下を向くという悪い癖の修正は完全でなく、パンチを受けると一気につけ込まれる可能性がある。

距離が縮まらない両者、スーパーマンパンチのフェイントからローを決めたマーシャルだが、場内のブーイングは収まらない。飛び込んで右アッパー、ストレートをマーシャルが見舞うが、ヒザ蹴りをキャッチされ、この試合初めてテイクダウンを許してしまう。

足を戻したマーシャルに、マティシェンコはパウンドを落とすことができず、攻めを躊躇している間に立ち上がられる。思い切って攻めることができない両者、マーシャルが右ミドルをヒットさせ、2Rが終わった。

最終回、ポイントでリードを明確にするには、共に手数+アグレッシブネスが必要となるが、いきなりマティシェンコがローを決める。右ストレートを返すマーシャルだが、距離は相変わらず遠い。ローから左右のフックを放ち、左がヒットしたマティシェンコ、さらに左を振るいながら組みつくが、ここはすぐに自ら距離を取る。

右ローを中心に攻めるマティシェンコは、背中が伸びたスタンスになったため、テイクダウンに入る動作を読まれ、マーシャルをグランドに持ち込むことができない。逆にマーシャルがテイクダウン狙いで組みついてくるが、さすがにレスリングでのディフェンスは強く、マティシェンコは苦もなくディフェンスに成功する。

飛び込んできたマーシャルに、ダブルレッグでテイクダウンを奪ったマティシェンコは、押さえにはいかずスタンドで対戦相手が立ち上がるのを待っている。右をヒットさせたマティシェンコは、ここでダブルレッグに成功。マーシャルが立ち上がるとこに、左を繰り出す。

マーシャルはハイ、ヒザ蹴りと必死に前進するが、テイクダウンで勝利を確信したのか、マティシェンコはステップワークを使い、距離を取ったまま試合終了の時を迎えた。

結果、ジャッジの裁定は30-28、28-29、30-27でマティシェンコに。ゲームプランを実行するなかで、ここ一番というときに前に出ることができなかったマーシャルは判定負けを喫した。

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