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【WEC47】バスケスがWEC初勝利、パルバーは引退へ

2010.03.09

【写真】WECでは目下4連敗中のパルバーと、2連敗中のバスケス。試合はバスケスが一本勝ちを挙げたが、試合後パルバーは引退を発表した (C) ZUFFA

■第9試合 フェザー級/5分3R
ハビエル・バスケス(米国)
Def.1R3分41秒/腕ひしぎ十字固め
ジェンス・パルバー(米国)

大歓声に迎えられたパルバー、観客席には長年マネージャーを務めているモンテ・コックスも熱い視線を送る。かつてライト級、UFCで対戦予定だったが、バスケスのヒザの負傷で実現が7年近く延びた対戦は、パルバーの勢いのある左フックからスタートする。

観客も「パルバー」コールで彼を後押しするが、バスケスにローを掴まれテイクダウンを許す。直後にギロチンチョークからスイープに成功したバルバーだったが、バスケスはクビを引き抜き、ガードへ。


スタンドへ戻ったパルバーは、またも左ローを掴まれテイクダウンを許すと、そのままバックを奪われる。バックマウントからパンチを落とバスケスに、体を入れ換えたバルバーがインサイドからパウンドを落とし、立ち上がる。

ガードのバスケスにローを入れるパルバーだったが、シッティングからテイクダウンに成功したバスケスは、すぐにパスガードに成功。パルバーのブリッジを利用して、クロスフィックの態勢に入り、強烈なパウンドを連打する。

サイドからバック、足をフックするグレイシー柔術ベーシック1で攻めるバスケスに、状態を起こすパルバーだったが、首を押されて背中をマットにつけると、シザースを見せる。と、この瞬間にバスケスは腕十字へ。完全に右腕が伸びたパルバーは、悲鳴を挙げながらタップし、バスケスがWEC初勝利を挙げた。

館内はそれでも、パルバー・コールが続く。バスケスは「僕はみんなと同じようにジェンス・パルバーのファンだった。打撃、柔術を使いフィニッシュする、思った通りの試合展開だった」とコメントを残し、マイクはバスケスに向けられる。

笑顔を浮かべたパルバーは「ハビエルのグラウンドの凄さは分かっている」と語り、わき上がる感情と涙に耐えられなくなると、「今日のTシャツはビンテージだ……。終わりだね。観客のみんなのおかげで、素晴らしい人生を手にすることができた」と、事実上の引退宣言。観客席にいる母、家族にメッセージを送り、ダナ・ホワイトに対して「2度、3度とチャンスをくれた」と感謝の意を表し、米国MMA界軽量級のパイオニアはケージを後にした。

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