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【TUF7】第3週 予想外の脱落者と生き残り戦本格化

2008.04.17

(C) ZUFFA32人から16人のUFCホーム入りが決定したTUFシーズン7。サードウィークは、チーム・ランペイジ、チーム・フォレストのチーム分けから始まった。ダナ・ホワイトのコイントスで、当たりを引いたランペイジ。ファイターの先行選択権、もしくは生き残りマッチのカード決定の選択権、二つの選択肢でランペンジが選んだの「ファイターの選択権」だった。

【写真】いよいよ本格的なスタートを切ったTUFシーズン7 (C) ZUFFA

まず、CB・ダラウェイを自らのチームに引き入れたランペイジに対して、フォレスト・グリフィンはティム・クレドゥアーの名を呼ぶ。以下、ランペイジはマチュー・ライドレー、ポール・ブラッドレー、ニック・クレイン、ジェラルド・ハイス、マイク・ドーセ、ジェレミー・メイ、ブランドン・シーンを選抜。


アミール・サダロー、ジェシー・テイラー、マット・ブラウン、ケール・ヤーブロー、ダンテ・リベイラ、ダニエル・クレマー、ルーク・サックリッチがチーム・フォレストの構成員となった。

初日のトレーニングがスタートすると、ここで最初の事件が発生。チーム・ランペイジのブラッドレーの首筋にかぶれを見つけた選手が、マット菌か何かでないといぶかし始める。

とりあえず、ドクターの診断を受け、本格的なトレーニングを始めたチーム・メイトの横で、ランニング・マシーンで調整を続けたブラッドレー、翌朝、非情な宣告がダナ・ホワイトより彼に告げられることになる。

ドクターの診断結果は、ヘルペス。
「本当にこんなことを告げるのは、辛くてしょうがないんだが、他の15人に感染する可能性があるから、君をホームに置いておくわけにはいかないんだ。申し訳ないが、家に戻ってくれ」というダナ。

ブラッドレーは涙を流し、シリーズ参加を訴えるが、ダナも聞きいれるわけにはいかないない。最終的にブラッドレーは、「他の15名に迷惑は掛けられない」と、ホームを去る。

チーム・メイトと握手をし、ラスベガスを去ったブラッドレーに対し、「人生を変えるチャンスだったのに、可哀そうに」という声を寄せる者もいたが、ジェレミー・メイなどは「彼には申し訳ないけど、これで良かった」と笑顔で語る。ファイター達のサバイバー生活は始まっているのだ。

翌日、カード選択権を持つフォレストが、自らのチームからジェシー・テイラーを、チーム・ランペイジからはマイク・ドーセを選び、生き残り合戦が本格的にスタート。同時に、ブラッドレーの抜けた穴を埋めるファイターの選抜をアシスタント・コーチのザック・ライトらと話し合う。結果、16名の敗者の中から無傷のパトリック・シュルツが、再びチャンスを得ることとなった。

テイラー×ドーセは、パンチを狙うドーセをテイクダウンしたテイラーが、バックをキープ。ドーセが一度はトップを奪い返したが、再びバックを奪ったテイラーが、ラウンド終盤にインサイドガードからパウンドを連打するなど優勢に試合を進めた。2Rもテイクダウンから、バックを奪ったテイラーが、リアネイクドチョークを極めて一本勝ち。

チーム・フォレストの士気が上がる初戦の一勝と、バーガーキングから一本勝ち賞として5000ドルをゲットし、TUFシーズン7第3週は幕を閉じた。

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