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【UFC110】ソティロパロスが母国で大金星

2010.02.21

(C) ZUFFA■第7試合 ライト級/5分3R
ジョージ・ソティロパロス(豪州)
Def.3R終了/判定
ジョー・スティーブンソン(米国)

【写真】今大会MVP級の結果を残したソティロパロス。スティーブンソンから綺麗にパスガードを決め、ポジショニングで優位に立ち、尚且つ、3Rを通してみせた集中力は見事の一言 (C) ZUFFA

母国のファンの熱烈な歓声を浴びてオクタゴンに登場したソティロパロス。これだけのファンのサポートを受けたのは、初めてに違いない。スティーブンソンは当然ブーイングを受ける。

まずは右ストレートを見せたソティロパロス、飛び込んできたスティーブンソンにシングルレッグからテイクダウンを狙うが、差し返したスティーブンが投げを狙う。トップをキープしたソティロパロスはパスを狙うも、スティーブンソンはクローズトで固めてくる。
足を一本抜いたソティロパロスは、スティーブンソンのギロチンを警戒しながらプレッシャーを与えていく。首を固めるソティロパロスに、ロックアップのスティーブンソン。ソティロパロスは潜りからスイープを狙ったスティーブンソンの顔面にパンチを落とし、トップをキープする。


立ち上がった状態で鉄槌を落とすソティロパロスだが、スティーブンソンはベラダーダで顔面を蹴り上げる。が、直後にパスを奪ったソティロパロス。マウントを奪いエルボー、パウンドを落としていく。スクランブルになっても、トップをキープしたのはソティロパロスだった。バックに回り、キムラから腕十字、マウントに戻したところでソティロパロスが制した1Rが終了した。

2R、パンチの交錯のなかで、リーチに優るソティロパロスの左がヒットする。距離をとるスティーブンソンに対し、ソティロパロスは飛び込みながら右を振るっていく。飛び込みざまのパンチをかわされたスティーブンソンだったが、これは誘い水。続いて同じ高さから突進して、ダブルレッグを決めテイクダウンを奪う。

下になったソティロパロスだが、ラバーガードからオモプラッタの状態に入り、スイープからサイドへ。胸を合わせたスティーブンソンは、トップを奪い返すが、ソティロパロスは腕十字へ。足を引き抜かれてもクローズドガードに戻り、スティーブンソンの攻撃を許さない。トップをとれないスティーブンソンは、残り時間わずかになってアキレス腱を仕掛ける。その足をさばいたソティロパロスは起き上がってきたスティーブンソンにアナコンダチョークを見せ、2Rも互角の展開で終える。

最終回、距離を詰めて左をヒットさせたソティロパロス。さらに左右のストレートを放ち、スタンドでも試合を有利に進める。スティーブンソンのローをキャッチし、ギロチンを掻い潜ってテイクダウンを奪ったソティロパロスに対し、直後にシッティングから、シングルレッグを仕掛けたスティーブンソンだが、ソティロパロスは引き込みながらトップを奪う。

立ち上がったスティーブンソンは、スピードで勝るソティロパロスに必死で組みつき、ダブルレッグからトップを奪う。ハーフガードから、ギロチンを仕掛けたスティーブンソン。ソティロパロスは首を引き抜きラバーからクローズドへ。残り試合タイムが1分を切り、腕十字をすかされたソティロパロスがペラダーダを見せる。

スティーブンソンが体をのけぞったところで、立ち上がったソティロパロスだが、直後にテイクダウンを奪われてしまう。残り10秒、判定勝ちに確信しているのか、ソティロパロスはガードを固めて母国でのビッグバウトを終えた。1万2000人のオージーファンの前で裁定が下る。

ジャッジは三者とも、30-27でソティロパロス。「接戦だった。グラウンドでも打撃でも優っていたと思う。危ないと思ったシーンはなかった。足関節?足を抜いて立ち上がれると思ったよ」と語り、母国での大金星を振り返った。

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