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【ONE111 A New Breed】ザンボアンガ兄=ドレックスが、腰横からの突き、TD&RNCで勝利

【写真】低いガード、頭を動かさないで接近戦。確かにフルコンタクト空手に顔面直接殴打を入れてアブナイさをドレックスは持っていた(C)ONE

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ドレックス・ザンボアンガ(フィリピン)
Def.2R4分58秒 by RNC
ディッチャディン・ソンシリスッパティン(タイ)

ザンボアンガ兄、ドレックスに対し、ディッチャディンが右ローから右を当てる。

ドレックスも右を返し、前に出てくるところに右フック、蹴り足をキャッチして組みついていく。押し返したディッチャディンはヒザを入れて離れると、右ローから左フックを振るっていく。

ボディを伸ばしたディッチャディンに対し、ドレックスはフックのコンビを見せてローを蹴る。右フックを打ち合い、左ローをキャッチして右を当てたドレックスは、エルボーを受けながらテイクダウンを決める。

右腕を差して立ち上がったディッチャディンは、ボディにヒザを突き刺しコーナーに押し込む。すぐにブレイクを掛けると、ドレックスが右フックを打ち、ワンツーから右フックを打ちこむ。首相撲でヒザを入れたドレックスは、低いガードでフックを近距離から振るう。とディッチャディンがシングルレッグを決め、ハーフのドレックスにパウンドへ。スペースがありドレックスが苦も無く立ち上がると、クリンチでディッチャディンが押し込む。残り20秒でブレイクが掛かり、ドレックスが右フックを当てて後ろ回し2連発から右を振るったところで初回が終わった。

2R、ディッチャディンの前進にワンツーを振るうドレックスが、左右のパンチを連打する。ディッチャディンも左を打ち返し、ドレックスが距離を取り直しワンツーを打ちこむ。

左か右ストレートを伸ばすドレックスだが、右オーバーハンドを被弾。続く左フックには左フックを当て、組みに来たディッチャディンにヒザを入れる。

クリンチでから首相撲、ヒザ蹴り、左エルボーを入れるドレックスがシングルレッグへ。ダブルに移行してテイクダウンすると、ディッチャディンのネルソンを抜いたドレックスはハーフに。

と、ここでレフェリーがブレイクをかけ試合はスタンドに。ワンツーを入れたドレックスが、右エルボーを2発入れる。蹴りがない両者。腰の横から突きを伸ばすドレックスは、ダブルレッグを再び決める。足を一本抜き、スクランブルでバックに回ったドレックスがRNCを狙う。

ゲイブルクラッチ、RNCクラッチ、そしてパームトゥパームで絞めるとディッチャディンがタップの途中で落ち試合が決した。


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