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【UFC249】マウント→肩固め、バック→トラックポジション→ツイスター。ミッチェルがロサに圧勝

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
Def.3-0:30-25.30-25.30-24
チャールズ・ロサ(米国)

距離を詰めるミッチェル、ロサの左の蹴りにテイクダウンを合わせる。バックを譲ったロサが上を向くと、ミッチェルが肩固めへ。ミッチェルはハーフからマウントも、ここで肩固めを諦めロサの動きに合わせてバックへ。前転からガードを取ったロサのリバーストライアングルを捌いてバックに回ったミッチェルが、トラックポジションからツイスターを狙う。

頭の後ろに手を回させず必死に耐えるロサだが、トラックポジションのまま上を取りに行く。ここでミッチェルがフェイスロックからトップ→マウントを選択する。ハーフでパンチを入れ、再び肩固めに入ったミッチェルに対し、ロサはヒップエスケープで隙間を創りエスケープに成功する。ハーフからパンチを入れたミッチェルは立ち上がり、腹にスタンプ。ここで時間となり、グラウンドでミッチェルがロサを圧倒した。

2R、肩口への蹴りを見せたロサだが、ローにここもテイクダウンを合わされてしまう。すぐに肩固めを仕掛けるミッチェルが、上体をコントロールしてマウントを奪う。ミッチェルはケージキックに肩固めを外し、マウントを維持。ここからミッチェルは左のパンチを打ち下ろし、ケージキックには腕十字を仕掛けてロサの動きを制御する。

トライアングルマウントのタイミングで潜って足を足取りに行ったロサだが、ここもミッチェルがレッグドラックの形でサイドを取り、マウントから肩固め。さらに逆側へスライドしていく。マウントに戻ったミッチェルは、防御に徹したロサが背中を譲ると、またもトラップポジションへ。ワキ腹、側頭部にエルボーを入れたミッチェルがツイスターに入ったところで時間となった。

最終回、パンチから後ろ回し蹴りを見せたロサ。バックを奪取してテイクダウンしたミッチェルは、ここもトラックポジションからツイスターを狙う。右腕を掴み、頭の後ろに回すが、ロサはツイスターだけは許さず、ミッチェルのトップキープ&マウントという展開を迎える。さらにバックを譲ったロサは背中を伸ばされそうになると上を向いてマウントを与える。バックだとツイスター、マウントだと肩固めという攻めを凌ぎ続けるロサだが、反撃に移ることはできない。

残り1分バックマウントを嫌い上を向いたロサが、マウントからシザースで逃れようとする。走り出すように足を取らせず、すぐにトップを取り切ったミッチェルは、最後はスタンドに戻ってロサをケージに押し込みタイムアップを迎えた。

グラウンドで圧倒し続けたミッチェルが30-24をつけるジャッジも出る大差の判定勝ちを手にした。「99パーセントの人が僕が極められると思っていたはずだけど、僕はその99パーセントじゃなかったんだ」と勝者は話した。


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