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【2009 Awards】ベストイベントに新興大会が侵攻

MMAPLANET 2009 Awards――、MVP10位~5位4位~1位ベストバウトに続き、最終回の今回はベストイベント・トップ5を選定。イベント開催数の増加に伴い、アンダーカードの注目度が下がるUFCに対し、オールスター路線のストライクフォース(まだ、プレリミまで注目が集まっていない点もあるが――)。4位が同率となり、新興勢力の躍進が目立った2009年だが、老舗が記念大会で底力を見せた。

Photo by Zuffa and Strikeforce

#04
Affliction Day of Reckoning – 1月24日(土・現地時間)


寸評A
「メインカードはもちろん、アンダーカードからアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ×ウラジミール・マティシェンコ、IFL世界ウェルター級王者ジェイ・ヒエロン、LC・デイビスの出場など見逃せないラインナップが揃った大会は、まさに非ズッファ系オールスター戦と呼ぶに相応しい」

寸評B
「米国MMAのビッグショーとして、目新しく感じたリング。日本で馴染みのファイターたちが活躍し、ファンがかざしたボードの『XXXXダナ・ホワイト』という文字も、強烈な印象だった。全10試合、20人の出場選手のその後は、ズッファとストライクフォースとも7人ずつ。なかでもヴィトー・ベウフォートは、この大会で復活を成し遂げたといえるだろう」


#04
WEC42 TORRES vs BOWLES – 8月9日(日・現地時間)

寸評A
「長期政権樹立かと思われたミゲール・トーレスが、ブライアン・ボーウェルズにまさかの敗戦。ジョセフ・ベナビデス×ドミニク・クルーズがみせた15分間のノンストップアクション。水垣偉弥のWEC初勝利など、バンタム級戦力図が大きく塗り替えられた大会となった」

寸評B
「ウェルター級からライトヘビー級をUFCに移管し、バンタム級からライト級専門となった2009年のWEC。メインはともかく、プレリミは無名ファイターの名前が多くなった。そんななか11試合もマッチメイクされた同大会、メインでミゲールが陥落したのは、今年一番のアップセットだったかもしれない」


#03
Strikeforce Evolution – 12月19日(土・現地時間)

寸評A
「ジャカレイ&モーがそれぞれの強みを発揮したストライクフォース・デビュー戦を飾り、続く、メレンデス×トムソンが大熱戦を繰り広げた。メインはメインで、カン・リーが序盤に勝負を決めてしまうのかと思いきや、3R、何もなかったかのように息を吹き返したスミスの反撃にビックリ。何から何までインパクト大のMMAPLANET的年間最終イベントだった」

寸評B
「WEC45との視聴率戦争に勝利した同イベント。ムービースター=カン・リー、ライト級王座統一戦、ジャカレイ&キング・モーのデビュー戦と、バラエティなラインナップは好勝負の連続に。09年のストライクフォースには、プレリミナリーの充実。SHOMMAに近いカードを組んでほしいところだ」


#02
UFC FIGHT NIGHT19 Diaz vs Guillard – 9月16日(水・現地時間)

寸評A
「ヘビー級ファイターのぶつかり合いもいいだろう。だが、ライト級を中心とした極上マッチメイクを連発するファイトナイトこそ日本のファンにオススメであり、また、UFCの現状を最もよく表していたりもする。あのロジャー・フエルタを僅差で破ったグレイ・メイナード。不安定な立ち上がりも、最後はワンチャンスを逃さずギロチンを極めたネイト・ディアズ。この日も例外なく壮絶なサバイバルマッチは続いた」

寸評B
「メインカードの試合内容だけいえば、09ベストイベントといって良い大会。クォーリー×クレドゥアーの魂の打撃戦、またジェイク・エレンバーガーのコンディットを相手にした大善戦や、メイナードとネイトがそれぞれ特色ある強さを見せた一戦などなど。熱戦続きのメインカードの煽りを受け、ブライアン・スタン×スティーブ・キャントウェルのWEC世界ライトヘビー級王者対決、マイク・パイルのUFC初勝利、TUFシーズン8スターのCB・ダラウェーの試合すらオンエアーされなかった」


#01
UFC100 – 7月11日(土・現地時間)

寸評A
「まさにメガイベントとなった100回記念大会も、そのスケールに負けることなく、実際の試合も熱戦が連続。これまで見たことのない、勝利を手繰り寄せようとする秋山成勲の姿に、ヘンダーソンのフィニッシュ、GSPの強さ&何もできないアウベスの表情、レスナーの立ち振る舞いと、どれも忘れられない強烈なインパクトを残した」

寸評B
「ヘビー級王座統一戦、GSPの防衛戦にTUFコーチ対決。さらに秋山成勲のデビュー戦、コールマン×ステファン・ボナーがまさかのプレリミという内容の濃さ。UFCの過去、現在、そして未来が散りばめられたスーパーイベントだった。同大会の週末に行なわれたエキスポといい、根付かせるという努力のスケール&アングルがズッファは違う」

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