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【Shooto2020#03】青木真也が手掛けた新計画第一弾で平良達郎✖清水清隆──夢追い✖夢潰し対決、実現

Shimizu vs Taira【写真】青木PROJECT第一弾は清水✖平良の新旧フライ級対決に (C)MMAPLANET

14日(土)、Sustainより29日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるプロ修斗公式戦で清水清隆✖平良達郎のフライ級戦が組まれることが発表された。

沖縄から世界へ──松根良太の愛弟子、20歳になったばかりの平良が熱望するTRIBE.Tokyo.MMA勢の清水との対戦が決まった背景には青木真也が深くかかわっていたという。


AbemaTVと青木のジョイント企画第2弾、「AOKI PROJECT」がスタート。AOKI PROJECTは青木が今見たい旬のカードやプランニングするというもので、清水✖平良の一戦が決定した。

平良は2018年8月にプロ修斗デビューし、1月のジャレッド・アルマザン戦までキャリア6連勝で来た若手の注目株だ。対して清水は平良が8歳の時にプロMMAデビューを飾り、パンクラスでフライ級キング・オブ・パンクラシストに君臨し、5度の防衛を成し遂げた36歳のベテランだ。

その清水、キャリアは40戦を越えるというだけでなく、パンクラス、DEEP、DREAM、TTFCとプロモーション間を飛び越えて活躍することで、日本のトップクラス、若い力の台頭と渡り合い続けてきた。

一時期、スプリット及び僅差の判定を落とし4連敗を経験したが、その苦い体験が生きたのか、さらに自らを研磨した成果か昨年5月の修斗フライ級王座挑戦(※扇久保博正に挑戦し、偶発のバッティングによりテクニカル判定負け)を喫した一戦以外は、ここ5試合で4つのKO及びTKO勝ちしている。

怖さを知らない平良と、MMAの酸いも甘味も知る清水の一戦──Aoki Projectの副賞として一本、KO決着の場合は青木フィニッシュボーナスとして勝者に20万円が贈られることも決まっている。そして、この青木ボーナスは判定決着だとキャリーオーバーされるという。

そうでなくとも、この新旧対決はフィニッシュ至上主義対決。若い平良が夢いっぱいのMMAファイターロードでステップアップを果たすのか、あるいは清水が厳しさを見せつけることになるのか──世界フェザー級選手権試合=斎藤裕✖デュアン・ヴァン・ヘルフォート、ストロー級=木内“SKINNY ZONBIE”崇雅✖黒澤亮平、バンタム級の手塚基伸✖安藤達也、修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝という好カードが並んだ同大会を、より彩鮮やかとするファイトになることは間違いない。

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