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【ONE】4月10日のジャカルタ大会&17日のクアラルンプール大会が、4週連続のシンガポール無観客大会に

ONE【写真】2月28日にはシンガポール・インドアスタジアムが使用された無観客試合だが、さすがに4月&5月のクローズドショーはスタジオマッチになるか (C) MMAPLANET

12日(木・現地時間)、ONEのチャトリ・シットヨートン会長& CEOがSNSで新型コロナウィルス感染拡大の影響を考慮し、5月29日(金・同)のマニラ大会以前に予定されていたイベントの開催を回避し、4月17日(金・同)、同24日(金・同)、5月1日(金・同)、同8日(金・同)という日程でシンガポールにおいて無観客、クローズドショーを行うことを発表した。

今月20日のホーチミン大会を6月に順延したのに続き、ONEが大きく今後の方向性を決めた。そして本来は明日の午前10時(同)にテレカンファレンスを開く予定であったが、急遽半日以上早くSNSでのアナウンスという手段を採ったことになる。


ONEでは4月10日(金・同)にONE Infinity Series 01をジャカルタで、17日(金・同)にはONE111をクアラルンプールで開催予定だったが、コロナウィルスの蔓延はインドネシアでも問題視され、6月に当地で予定されていた化石燃料を使用しない電気自動車使用のフォーミュラEのジャカルタGPも延期が決まっている。

「ファン、アスリート、スタッフ、パートナーの安全が例外なく最優先される」と言うチャトリCEO、「この4大会を自宅のリビングで安全に視聴してほしい」と書き綴っている。

そして本来はONE IS02としてONE世界ヘビー級選手権試合=王者ブランドン・ヴェラ✖アルジャン・ブラー、世界ライト級選手権試合=王者クリスチャン・リー✖ユーリ・ラピクス、ライト級のスーパーファイト=エディ・アルバレス✖ザイード・フセイン・アサラナリエフを擁して行われる予定だったマニラ大会が、インフィニティ・シリーズの第1回になった。

つまりジャカルタでマッチアップされていたONE世界フライ級選手権試合=王者アドリアーノ・モライシュ✖デメトリウス・ジョンソン、ONE世界ミドル級選手権試合=王者オンラ・ンサン✖ヴィタリー・ビグダシュ、Super Seriesキックボクシング世界ライトヘビー級選手権試合=王者ローマン・クリクリア✖アンドレイ・ストイカ及び、噂の段階ではインフィニティ・シリーズに負けじと、好カードが決まっていたというクアラルンプール大会のカードが、シンガポールで執り行われる4大会にシャッフルされることになるのか。

ある意味、コンパクトかつ厳選されたカードが続く、4大会──そのラインナップの正式発表が待たれる。

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