【写真】モンゴル、ONEベトナム大会（※オール立ち技イベント）、ベルギーのARES FC、韓国、そして日本国内ではPancraseらがイベント中止もしくは延期を発表するなかで、ポーランドのKSWお大会開催を10日後に控え大きな決断をした (C)KSW

11日（水・現地時間）、KSWより21日（土・同）にポーランドはウッチのアトラス・アリーナで開催される予定だったKSW53「Fight Code」がキャンセルされることが正式発表された。

同大会ではKSWウェルター級選手権試合＝王者ロベルト・ソルディッチ✖マリウス・ザロムスキー、フェザー&ライト級二冠王のマテウス・ガムロがエジミウソン・ケビン・ソウザとノンタイトルのライト級で対戦するカードなどが揃っていた。

キャンセル理由はもちろん新型コロナウィルスの感染者拡大の影響を受けてのことだ。ポーランドでは今月に入り、ドイツ経由で初めて感染者が出たが、その後の1週間で19人まで感染者の増加が確認されている。

イタリアで死者が350名を超え、フランスでも感染者は1100人以上、スペインで600名、ドイツで900名、ARES FCが4月大会を10月まで延期したベルギーは200名を超え、感染者数が30人のポルトガルでは大統領が2週間の行事を全てキャンセルするなど、欧州でも急激に新型コロナウィルス拡大の影響が出始めている。

KSWでは今大会のTV局などに場所を移して開くことをしない理由として、世界中から集まるファイター、プロモーション関係者の安全確保のためとしている。

PR

PR